私の住んでいる団地では、各戸で「ドブさらい」をします。
自宅の周りの溝フタをあげて、一年間のたまったドブをすくっていきます。
溝の一番下手の「溜めます」には、たぷたぷと、どす黒い色をしたドブがしっかりたまっていました。
「ようけ、たまるもんだなあ」といいながら、すくいあげ、土のう袋につめると袋いっぱいになりました。
約一時間ほどの清掃を終え、午前中は鳥取県民医連の定期総会に来賓として参加しました。
竹内勤生協病院長の開会あいさつ、守山泰生県民医連会長の報告につづき、来賓として私と鳥取大学の藤田先生が紹介されました。
私は、7分のあいさつをしたのですが、ちょっとこれまでと趣向を変えて、紙芝居風に後期高齢者医療制度にしぼったあいさつをおこないました。
みなさん、おはようございます。
鳥取県民医連総会にご参加のみなさん。ごくろうさまです。
日本共産党の岩永尚之です。
日本共産党を代表して一言連帯のごあいさつを申し上げます。
いま、みなさんがもっとも力を入れていることに、後期高齢者医療制度反対のとりくみがあると思います
今日は、後期高齢者医療制度にしぼってあいさつをさせていただきたいと思います。
ちょっと今日は趣向を変えて、こういうパネルを見ていただきながらさせていただきます。
あー、後ろの方は、見えないかもしれませんね。すみません。
とにかく、みなさん、この問題では怒っておられます。
保険料のこと、年金の天引きのこと、もちろん怒っていますが
なんといっても、75歳という年齢で、命を年齢で差別するのかと、このことをモーレツに怒っています。

これは、老人クラブの会長さんたちですが、赤旗の一面記事ですが
この方は、藍綬褒章をもらった方なんです。(右下の方を指して)
58年間も地域の防犯協会で社会のためにつくしてきた
そのあげくがこれかと怒っておられる。
政府は「ご理解を」というけど、勉強すればするほど、けしからんと怒っておられるんです。

この方も老人クラブの会長さんですが、届いた保険証を手にして、なんていっているか。
姥捨て山への道中手形。(笑い)
三途の川を渡る乗船切符。
これをもってあの世へいけということかと怒っておられるんです。(笑い)

これは、メーデーでも紹介した野坂昭如(あきゆき)さんですね。
テレビのウイスキーの宣伝やってた方です。
野坂さんも後期高齢者になったんですねえ。
それで、保険証がとどいた。
「後期高齢者とはなんだ」と書いてあります。
「クソ爺いといわれる分には腹もたたないが、後期高齢者といわれるとなにやら胸くそが悪い」(笑い)と怒っています。


そして塩じいですね。「後期高齢者は社会の別枠か」
「その紙切れは私の人生を否定するものでしかなかった」とおっしゃっています。(笑い)
新しいところでは、元自民党の総務会長の堀内正雄さんです。


文芸春秋に手記を書いて
先日は、福田首相に直接あって
「福田さん、これは姥捨て山ですよ」「ゼロから見直しをすべきだ」と直談判しています。
年配の方ばっかりでしたから、今度は若いかたを(笑い)



この方は、西川史子(ふみこ)さん。
お医者さんで、テレビによく出られる方です。
私が西川「ふみこ」といったら
娘が「お父さん、ちがうで、『あやこ』だで」と教えてくれました。
この西川さんは、いつも過激な発言をされるんだそうですが
ここでは、「お年寄りをいじめないで」としおらしい言葉で笑い)
制度に反対だとおっしゃっています。
その西川さんが、こんなこともいっています。
こんなことをやっていたら、国民皆保険制度がなくなってしまうんじゃないか
そして、アメリカのようになってしまうんじゃないかとおっしゃっています。

この西川さんとおんなじように、医師会の先生方も「アメリカのようになる」とおっしゃっています。
医師会も30を超える都府県で反対が表明されています。
鳥取県も、もうすぐ名乗りをあげると思いますが、反対ののろしをあげておられます。

そして、この「シッコ」という映画を県医師会が県内3ヶ所で無料で見てほしいと上映会をおこないました。
この国民皆保険制度について、いいことを言っている人がいるんです。

この方は、自・社・さきがけ政権のときの元官房長官の武村正義さんです。
武村さんは、「日本は国民皆保険制度の国じゃないか。老いも若きも少しづつお金をだしあって、助け合っていこう」といって、後期高齢者医療制度再出発をとおっしゃっています。
この問題では、自民党と公明党は「虎の尾を踏んだ」といわれています。
やってはいけないことをやってしまったということです。
後期高齢者医療制度反対の運動は、ますます広がるばかりで、政府与党を確実に追い詰めています。
全国の自治体の3分の一以上で反対の決議があがっています。
鳥取県議会でも、共産党の市谷県議と錦織県議ががんばって、民主党に「ぜひやろうじゃないか」と申し込んで、民主党が自民党会派に申し込んで、全会一致で抜本的見直しの決議がおこなわれています。
地域の老人クラブのみなさん、元自民党の議員さんも一緒になって、反対署名が600万をこえています。
こうしたなかで、政府与党のなかで、保険料の軽減や天引き中止など「見直し」を口にだしはじめました。

日本共産党は、小手先の見直しなどではすまされない。
そもそも、人の道に背いた、考え方が間違っていると、きっぱり撤回すべきだと主張しています。
そして、日本の医療はどうあるべきかという国民的な議論をしていきましょうという緊急のアピールを発表したところです。

そして、こうしたポスターもはってがんばることにしています。
そこで、いつも問題になるのが財源のことです。
お金はどうするのかという。
私たちは、財源はあるとこのアピールにも書いています。
軍事費は年間5兆円。
大企業減税を見直せば6兆円から7兆円になると。
でも、共産党がいうと、「また、共産党が」と言われるんですが
実は、医師会の先生の口から財源のことをおっしゃてくれている方がおられるんです。


この方は、茨城県の医師会長さんですが、全国で一番最初に反対を表明した医師会の会長さんですが、こういっています。
「私は75歳以上の老人医療費は無料にすべきだとかんがえています。フランスやドイツなどヨーロッパの多くは無料です」
「財源なら道路特定財源などの特別会計があり、これは総額240兆円にもなると言われています。その1割を回せば、こんあ制度は必要ありません」
こうおっしゃっています。
特別会計のことなど、いろいろ意見もありますが、ようするに「やりくり」だと。
普通の家でも、おじいちゃん、おばあちゃんが病気になると、みんなが節約して、がまんをして、お金をつくって医者代を出す。
ようするに、その気になればいくらでも「やりくり」できる話だとおっしゃているんです。
最後にこれを紹介します。

小泉元首相です。(「そうそう」という声)
本当に、頭にくることをいっているんですよ。
後期高齢者医療制度のことを訊かれてなんていっているか。
「まあ、時間がたてば感情的議論は収まってきますよ」
こんなことをいっている。
本当にけしからんと思います。
導入戦犯ですから。
小泉政権がやったことですから。
みなさん。
なんとしても、一泡吹かせようではありませんか。
そして、小泉さんが、涙目で「ごめんなさい」というぐらいの(笑い)
たたかいをおこそうではありませんか。(拍手)
後期高齢者医療制度を廃止させるために、大いに力をあわせてまいりましょう。
みなさんの運動がますます前進されることを期待し
日本共産党も全力をつくすことをお誓いして私のあいさつをおわります。(拍手)
とまあ、こんな調子で、ちょっと型破りのあいさつをしました。
民医連総会のあと、湖山支部のみなさんと拡大行動をおこないました。
天気がよくて、地区の運動会もやられて、留守も多く、残念ながら読者は増えませんでした。
午後は、私の住んでいる地域の高草支部の支部会議に参加して、この間のとりくみなどを報告。
市田書記局長のブロック別都道府県委員長での報告を読み合わせして、後退している読者の前回時突破について議論しました。
まだまだ毎日の活動が党勢拡大、とくに読者拡大に結びついていないと反省しました。
全国的にも、前回の総選挙のときと比べて読者は89%。
情勢はまちがいなく党躍進の可能性がひろがってますが、仮に、いま選挙があれば勝利の保証はありません。
まさに、情勢とのギャップの大きさを痛感します。
この5月、なんとしても読者拡大の飛躍をつくるため
牽引車としての役割を大いに発揮してがんばりたいと思います。









