岩永なおゆき 駆けある記

 消費税増税、憲法改悪ゆるしません!

農業プランで懇談

 29日は、午前中湯梨浜(ゆりはま)町へいき、増井久美、竹中寿健(としたけ)両町議とともに農業関係者との訪問、懇談をおこないました。

 最初にうかがったのは鳥取中央農業協同組合羽合(はわい)支所の長延行(おさのぶゆき)支所長。
 約束なしの訪問だったのですが、受付の方が声をかけると、カウンターまででてこられ、名刺をわたしてあいさつをすると、「どうぞ、どうぞ」と応接室まで私たちを招き入れてくださいました。

 ソファに腰をおろして、あらためてあいさつをして、竹中町議が「これは、共産党の農業再生プランです。先日、島根県の安来で農業シンポジウムをおこないまして、自給率が39%にまでおちこむなかで、農業をいまこそたてなおさなければいけないと、真剣な話し合いがされました」と口火を切ると

 支所長さんは、堰を切ったようにつぎのような話をされました。

 本当にそのとおりです。
 だいたい、安ければいいと、消費者のみなさんは思われるかもしれませんが、農業されているみなさんは、頼まれてつくっているわけじゃないし、それなら、どうぞご勝手にという気分になっています。

 本当なら、農業というのは健康にいい仕事だと思います。ところが、いまのようなことだと、だれもやろうということにならんですよ。


 (ここで、「農業プラン」で自給率を当面5割にするために、コメは生産費をつぐなう1俵17000円にすること、農地保全として一反10万円の所得保障で1俵18000円程度になること。また、新たに農業をやりたい人には若い人でも、定年退職者でも3年間毎月15万円の所得保証をおこなうことを話しました。)

 食料不足が深刻ですけど、食糧を投機の対象にすること自体おかしいですよ。
 イスラムの国では、金が金を生むという、


 (不労所得ですねというと)

 そうそう、そういう投機的なことは禁止されているそうですね。

 (日本政府は、投機マネー規制でなく自由経済の活性化に役立つと歓迎していると話すと)

 とんでもないことですよ。
 水田というのは、もっとも安定した農業なんです。
 雑菌が繁殖しない、そして連作障害をおこさない。



 (「水害から国土を守る役割をはたしているんですよね」と竹中町議)

 そうです。

 安ければ安いほうがいいという発想、認識が私には理解できません。
 日本の農業は自由競争、国際競争に勝つだけの体力をつけるべきだというけれども、大人と子どもが競争して勝てるわけないですよ。
 理屈がおかしいですよ。


 (私が、「再生プラン」のもう一つの柱が農業主権の確立であり、どこの国でも自国の農業を守り、自給率向上のために、高い関税をかけたり、セーフガードを発しています。こうした国際ルールを確立することが大切ですと話すと)

 本当にそのとおりです。
 中国の人件費は日本の何分の一です。そこで、印刷物でも、タオルでもどんどん中国に作らせて日本に輸入していますが、こんなことになると、日本はいらないということになりますよ。

 
 (日本経済が空洞化しますよね)

 そうそう。
 ですから、やっぱり農業でも国内を大切にすべきです。
 「地産池消」。やっぱり地元でとれたものを食べる、旬(しゅん)のものを食べる。これが体に一番いいですよ。


 (「身土不二(しんどふに)ですねというと)

 そうそう身土不二。それが一番人間の体にいいということですよ。

 (ところで、ドバイで鳥取の農産品を売るということについてどう思われますかときくと)

 テレビでドバイをやっていましたね。
 ものすごい状況になっていますね。
 しかし、あそこで売るということには、感心しませんねえ。
 ドバイ、ドバイって、あれって観光でものをいっているとしか思えません。
 
 日本産は高いというけれど、高くないですよ。
 本当に農業者の生活を考えると。

 私たちが子どものころは、たしかに電話もない、水道ない、下水も、なんにもなかったんですから。
 でも、いまは、電話代がいる。水道代もいる。下水代、税金となんでもかんでも、お金がいるんですから。
 生活レベルが、昔とぜんぜんちがうなかで、生活しようと思ったら、ある程度の値段はやむをえんですよ。


 (最後に、プランを実行するには、あと約3000億円の財源が必要だが、農業予算の約2兆円のうち、無駄な公共事業を見直せば、農業予算の枠内でのやりくりで可能という話をしました。)

 そして、赤旗新聞をすすめると「ぜひ、読ませてもらいます」と購読してくださることになりました。

 懇談が終わって、車のなかで
 「支所長さん、どうも話がしたかったんだで」
 「本当、本当、いいたいことがいっぱいあるという感じだった」
 「もっと、話したそうだった」
 こんなことをいいながら、農協をあとにしました。

 このあとJA鳥取中央湯梨浜営農センターにいき、センター長の宮本昭弘さんと懇談。
 さらに、元東郷町農協の組合長寺地正明さんとも懇談しました。

 このなかで、東郷は20世紀梨の県内有数の産地ですが、梨の花粉づけの適期(てっき)に3日間も雨がふり、実が13%減となり、今年の作柄に大きな影響がでているという話をききました。

 梨が東郷で栽培されて102年になるそうですが、適期に3日も雨がふることはかつてなかったことで、異常気象、地球温暖化の影響がひとしきり話題になりました。

 2時間ほどの行動でしたが、農業問題でたくさんの意見や実情をきくことができ有意義な行動となりました。

 午後は富桑支部と行動し、日曜版読者が2人ふえました。
 これで、今月の読者拡大は10人となりまし。
 どこでも、「選挙はいつですか」ときかれます。
 いつ選挙になってもよいように、党の力量をつよめることが急がれます。
 今月もあと2日。
 通算で毎日拡大の30人の読者拡大の目標を達成するために、ひきつづきがんばりたいと思います。

 
 
 
 

 
 
  1. 2008/05/30(金) 06:13:09|
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