朝立ち宣伝に向かう途中、他陣営もオレンジ色のジャンパーをきて、候補者ともう一人の男性二人でしたが、中浜町の外浜産業道路沿いで朝立ち宣伝をしていました。
相手もやるなと身を引き締めて、われわれも朝立ち場所の境港の魚市場前にたちましたた。
こちらもピンクのジャンパーを着て、松尾好行候補を先頭に7人でおこないました。
街宣場所のすぐそばには、大型の底引き漁船やイカ釣り漁船が停泊していました。


定岡敏行市議の進行で、松尾候補がまず一声。
「原油高騰で、これだけ漁業が大変な危機にあるなかで、3月と6月の市議会でこの問題をとりあげたのは日本共産党の定岡市議だけでした。後期高齢者医療制度の問題でも最初から反対してきたのは日本共産党だけです。」
「この議席が2議席になれば、議案提案権を獲得し、市民のくらしと福祉を守る力は二倍にも三倍にもなります。」
「漁業者への燃料代助成をもとめて、7月2日、岩永さんと県議団と上京し、直接水産省にかけあってきます。」と力強く訴えました。

この宣伝に、通りかかった車がわざわざ前にとめて、「がんばってよー」と声をかけたり、自転車で通る方が手を振ってくれたり、向かいにある建設省の建物からは3人出てきて演説を聴いてくださいました。
この宣伝のなかで、婦人後援会のKさんがたまたま居合わせた知人に声をかけ日曜版が増えました。
朝立ち宣伝のあとも、市内10箇所で街頭宣伝をおこないました。
境港の北西は外江(とのえ)といって、対岸は島根半島、その間を中海から日本海につづく境水道が通っています。

外江にも小さな漁港があり、小型イカ釣り漁船やプレジャーボートがたくさん係留されていました。

外江漁港でも街宣をおこないました。

宣伝をしていると、民商の会員さんとその友達の二人の女性が演説を聞きにでてきてくれました。
そして、演説をおえると、「これを飲んでがんばってやー」と冷めたくひえたリポビタンDを差し入れしてくださって激励してくださいました。
「ありがとうございます!」といって、これをグイと飲んで、つぎに向かいました。

外江も漁港の集落だからでしょうか、どこでも漁村はそうですが路地がこみいっていますが、その路地をはいったところの広場で宣伝をしました。
空き地の向かいの家では植木屋さんとそのお宅のご主人がいそがしそうに庭木の剪定をしていました。
「ここで、宣伝をさせてもらいます。やかまししますけど、よろしくお願いします。」と松尾さんがいうと
「忙しいで!やかましいなあ!」などと不機嫌そうな言葉が返ってきました。
同時に、家主さんと思われる方からは「自民党はいけんで!」という言葉も。
「あんたらはどこだいな?」ときかれたので
「共産党です」とこたえると。
「それならええ」といわれました。
街頭宣伝を終えて「失礼しまース」というと
「がんばんないよ−」といってくださいました。

境港漁港でも宣伝をしました。
漁協の近くでしたが、そこには、漁師のみなさんの「待機所」というサロンのような場所があります。
そこにいくと、7〜8人、漁師さんがいて、なにやら談義をしていました。
「こんにちは、松尾です」とあいさつに入ると
「あっれー、松尾さん。がんばってよー」と何人かの漁師さんがさっそく反応されました。
ちょうど、この日ついた赤旗日曜版の一面が「漁火消すな」「燃油高騰―漁業直撃」と6・7面にもつづく特集となっていましたから、これをみなさんに配って、「ぜひ読んでみてください」と訴えました。
「わしはとっとるけえ、いいわいな」という方もおられましたが、「どこだいやこれは?」と紙面をみたかたが、「あー、植木さんだがな」と。
一面の人は長崎県の対馬の漁師さんの植木照美さんですが、聞くと、みなさん長崎出身の人ばかりとのこと。
長崎出身の人は、境港にもたくさんおられるそうで、対馬の方もおられるそうです。
そして、この植木さんのお父さんという方が大変有名な方で、19トンの小型イカ釣り漁船を初めて開発した方で、知らない人はないくらいで、松尾好行さんも対馬に3度いって、大変お世話にもなった方だそうです。
その方の息子さんが、写真に写っている植木照美さんなのだそうです。
そんなことが話題にもなる中で、ある漁師さんが「でも名前がいけんわいな。どうも昔のイメージというか、ソ連や中国なんかとダブルだが。共産党という名前をかえて国民党って変えたほうがええで」といわれました。
これに、松尾さんが「でも、すぐに元共産党っていわれますから、変えたった同じことです」と返しました。
私も「なにか悪いことをしたら変えんといけんかもしれませんけど、むしろソ連や中国とは大喧嘩をした党ですし、ソ連が崩壊したときはもろ手を上げて歓迎したですけえ」
「それはわかっとるっちゃ!だけど、名前を変えたほうがいい」と漁師さん。
「最近、共産党が大変注目されているようで、もう資本主義も限界だといって、油の問題、食料の問題、環境の問題、投機マネーの暴走など、テレビで志位さんがよばれて、マルクスや資本論を語り、蟹工船がベストセラーになっているんですよ」
「むしろ、いま共産党という名前でがんばってきたことが値打ちになるような、がんばりどきだと思っとります」と話しました。
「いや、やっぱり名前を変えたほうがええ」とその漁師さんはがんとしてゆずらず、何度もいっていました。
ほかの方は「がんばってよー」と激励してくださいました。
そこを出ると、「あの人は民商の会員さんです。人に頼むのに、共産党ということで頼みにくいのでしょうで」と松尾さんが言われました。
「なるほど、案外共産党に近い人ほど、そういう人がおられるかもしれませんなあ。むしろ、周りは共産党に期待したり、変化しているんでしょうけど」などと話しながら、この前でも宣伝をしました。


「ちょっと、漁協によっていきましょう」と松尾さん。
漁協を訪ねると、5時前でしたが、総務部長さんがおられ、立ち話でしたが、すこし懇談しました。
「このまえのイカ釣り漁船のいっせい休漁はどうでしたか」と尋ねると
「テレビや新聞でもとりあげてくださって、漁業者の苦境がみなさんに伝わったという点ではよかったと思っています。」
「7月にはイカだけでなく、全部休むことになります。そうなると、魚が店にでないということになりますから、大変な影響になると思っています」と。
7月2日に農林水産者省にいって、直接助成をうったえてきますと話すと
「ぜひ、超党派でがんばってください」といわれました。
自民党の国会議員団の会合で、漁業者への支援は「革命的対策が必要」という声がでたそうです。
自民党から「革命」という言葉がでたことにも驚きますが、燃油問題は大きく情勢が動いてきていることはたしかです。
それだけに、今回の境港市議補選は漁業者の声を天下に示す、いよいよ大切な選挙になってきました。
ひきつづき、松尾好行さんの勝利めざしてがんばりたいと思います。
今日のリポートはここまでとします。









