そして、夜は倉吉市の打吹支部の小集会があり、佐藤博英倉吉市議とともにお話させていただきました。
小集会は昭和町の岡崎美智江さんのお宅でおこなわれましたが、近所の人を中心に8人参加してくださいました。
佐藤さんの議会報告のあと、私が30分ほどお話させていただき、懇談。
そのなかでのやりとりの一部を、この日撮った写真とともに紹介します。

「石破さんが農林水産大臣になって、がんばってほしいと思っています。とっても期待しています。」という女性からの意見がありました。
これにつぎのような話をしました。
「なんで石破さんが農林水産大臣になっただいや」という男性も
なんで石破さんが農林水産大臣になったか、私もわかりませんけど
当然、汚染米のことをはじめ農業や食料の問題ではがんばってもらわんといけんと私も思います。
ただ、石破さんについていえばこんなことがあるんです。
朝日新聞ですけど「新閣僚に聞く」というインタビューのなかでこんなことを言っているんです。

一つ農地政策の見直し。
「欧米にくらべて規模拡大のスピードが遅い」
日本の農業は家族農業が中心で8割くらいは小さな農家なんです。
佐藤さんがくわしいと思いますが、政府のすすめる方向は5ヘクタール以上とか集落営農でも20ヘクタール以上にするというわけですが
北海道のような広大なところならともかく、鳥取県のような中山間地ではそのような規模拡大は現実にはできません。
県内でも5ヘクタール以上の農家というのは
(「数件です」と佐藤さん。)
そんな状態なんです。
石破さんは、これを無理やりやろうというわけです。

それから二つ目にいっていることは
農業法人の問題です。
企業参入。
規制緩和すべきだと。
これまで、農業委員会が農地の番人として、国の増産政策のもとで厳格に農地を守ってやってきました。
そして、立派な田んぼや畑をつくってきた。
ここに、株式会社のような民間企業が農地を買い占めてやってきたらどうなるでしょうか。
私達、集団化や集落営農などは大切な役割をもっていると評価していますが
株式会社はちがいます。
もうかるときはいいけれど、もうからないとさっさと農地を放り投げてしまいかねません。
そうなるとそこはたちまち荒廃地になってしまいます。
こんなことにしてはいけませんから
わたしたち株式会社の参入には反対しているんです。
これを規制緩和してやろうというのが石破さんです。

三つ目に石破さんがいっていることは
所得補償制度です。
所得補償制度をやればみんなが農産物をつくるようになって、値段がさがってよくないというわけです。
だから、やらないほうがいいと。
民主党を意識していっているのでしょうけど
むしろ、いまこれが決めてなんです。
先日、三朝町の町長さんと懇談したんです。
このとき、町長さんがこんなことをいわれました。
三朝町は花崗岩の土地で、いろんなものをつくるけどやっぱり米だと。
おいしい米ができるんですと。
そして三朝米としてブランド化しようと。
(「そうそう売られとる」とみなさん)

贈答品にもなるようにしようといま力をいれているというわけです。
ところが、米をいっしょうけんめいつくっていた集落でだんだんと荒廃地がでてきて
これはどういうことだ、たいへんなことだと思ったそうです。
それで区長さんに「なんと、一晩どまりでもいくから座談会をひらいてくれんものか」と相談をもちかけたそうです。
そうしたら、部落の人はもちろん、町の下手(しもて)に家をたてている若い人もみんなきてくれた。
そして、会合の最初に若い人がこんなことをいったそうです。
本当に、みなさんにはお世話になっています。
土日くらいに田んぼをみにくるくらいで、水路や畦の管理など
大変な作業を部落のみなさんにしてもらって
村にはいるときはいつも申し訳ないない気まずい思いをしていましたといったそうです。
これに、村の年配のかたがこういったそうです。
「なにをいようるだいな、みんな同じ村の仲間ではないか」と
これを聞いた町長さんは「これなら大丈夫だ」と思ったそうです。
そして、結局あとは農政だと
いまの自民党農政が悪いということなんです。
ここが変われば未来があると
町長さんこう思ったということなんです。
町としてできることはもちろんやるけれど。
政治が変わることが一番だということなんです。

政治が変わればということで、ひとつこんなことがあるんです。
先日、「たけしの独裁国家のどこが悪い」というテレビがあったんです。
みなさん見られました?
(「みてない」と首をふっていました)
そうですか。
このなかでキューバの農業が紹介されていたんです。
キューバは以前はソ連だのみの経済だったんです。
貿易でも。食料でも。
ところが、そのソ連が崩壊して、たちまち貿易がなくなってしまった。
当時、食料自給率は40%だったそうです。
日本の今と同じですね。
それで、食料がこなくなって国民の体重が8キロ減ったんだそうです
(「へー」の声)
それで、これは大変だということで
カストロさんが
「もういい」と。
「あいてる国有地になんでもつくれ」とやったんです。
「つくればお前のもんだ」と。
そうしたら、みんな空いてる土地、空いてる土地にいろんなものを作るようになった。
そして、食料自給率はいま7割にまで回復した。
(「へー」の声)

それから田舎のほうに取材にいったんです。
そして若い人にインタビューしたんです。
都会に出たくないかと。
そうしたら
「出たくない、ここがいい」とみんなこたえるんです。
「都会で働くより、ここで農業をしているほうが収入が多い」というわけです。
それから、ディスコはある、映画館はある、図書館もある、病院もある。
ディスコで踊っている場面が映っていましたが、そんな青年がでてくるんです。
(「へー」の声)

それから面白かったのが
完全有機農業なんです。
なるほど、そうかもしれませんね。
化学肥料を買おうにも高くて買えないでしょうから。
それで、有機農業をやっているから
日本で絶滅したトキが
いまキューバで大繁殖しているっていうわけです。
(「へー」の声と「ニッポン・ニッポンですな」の声)
そうですね、ニッポンの鳥ですよね。
この番組みまして
三朝町長さんではないですけど
「これならやれる。日本も未来がある」と思いましたね。

ご承知のように、日本は北から南まで豊かな自然と四季折々の季節もあり、水も豊富です。
この日本が農業に力をいれたらどうでしょう。
キューバでもこれぐらいできるわけですから、キューバのような熱帯の土地とちがって
日本の土壌は本当に豊かなんです。
ですから、やっぱり政治なんです。
政治が変わるかどうかなんです。
はっきりいって、石破さんはこんなことを絶対にやりませんから。
(「そうだ!」の声)

先日、米子でこんなことがあったんです。
大谷というところでしたけど、おばあさんが飛んで出てきて
「担い手を頼むからつくってくれ」というわけです。
ここらはみんな70代、80代の年寄りばっかりだと。
田んぼは売りたいけど売れない。
老人ホームでも建ててくれればいいが建ってもくれない。
草取りたのでんも一日12000円だというわけです。
それで担い手をつくれるようにしてくれというわけです。
そのおばあさんがこういったんです。
「なにがニートだ、引きこもりだ。田んぼに入って土さわれば薬のまんでもいっぺんに治る」と
(笑)

本当に、そのとおりだと思いました。
共産党は「農業再生プラン」で生産費をつぐなう不足払い制度など価格補償と所得保障の政策をだしましたが、それに必要な予算はいまの農業予算に4000億円積み増しでできるとしています。
この点もあわせて紹介しておきたいと思います。

小集会が終わって、石破さんに期待しているという女性に
「えらい率直にいわせてもらいましたが」というと
「いーえ、よくわかりました。石破さんでは変わらないと思いました」といってくださいました。
ほかにも話題はありましたが
やっぱり農業と食料の問題が一番の話題でした。

最後に「共産党の宣伝カーをあんまり見んで」と。
「やっとるかな?」と。
「もっともっとやらんと他の党はかなりやっとりますぞ」とも。

ありがたい指摘だと思いました。
倉吉はもちろん、全県さらに
公示までが勝負です。
ひきつづき宣伝に対話にがんばります。









