そして、「日本共産党はこんな日本をめざしています」のパンフと市田忠義書記局長をむかえての11月6日の演説会のお知らせチラシを女性、労働者後援会のみなさんが配布しました。

このあと、日本海新聞の記者から、解散総選挙の時期が延びることが濃厚になってきたが、どうみているか、こんごたたかい方に変更はあるのかなどと訊かれました。
これには、「延びたら延びただけ、選挙に勝てる条件をひろげるためにがんばる」ということ。
たたかい方は、昨年の9月の方針(第五回中央委員会総会決定)で明確で
一つは、日本共産党そのものを広く有権者のみなさんに知ってもらう宣伝、訪問・対話、「つどい」や演説会などにとりくむことであり
街頭演説は1月以降800回をこえ、訪問・対話は2000ヶ所以上、「つどい」・演説会は200回をこえたことを話しました。
もう一つは、日本共産党を強く大きくしていくこと。
この二点を柱に、「延びたら延びただけ、選挙に勝てる条件を広げる」ために、がんばりたいと答えました。
この党を強く大きくすることで、昨日紹介した「京都 影の権力者たち」でも、なかなかリアルなリポートがでていましたので紹介します。
二 赤旗掲げ「陣地」を広げる
「陣地」は攻防の拠点
午前5時過ぎ、緑濃い山間を、白の軽自動車が走り始めた。
京都府綴喜郡(つづきぐん)宇治田原町(うじたわらちょう)の主婦山本泰子さん(37歳)の週三回の日課だ。
大阪の印刷所を出発したトラックは午前三時半ごろ、町外れの空き家の屋外階段の下に、共産党機関紙「赤旗」の束を置いていく。
山本さんが梱包を解き、乗用車に積み込む。
町内には九つの大字があり、どの字へも車で十分前後かかる。
一つの字での配達先は五戸ぐらい。
急な坂と狭い道。
遅くとも七時までには届けたいのだが、八時までかかることも多い。
「以前は町会議員さんが一人で配っていたんです。見かねて『手伝いましょか』と言ったらすごく喜んでくれた。今は支部で順番を決めてやっています」
一部当たり月250円の配達援助金が出る。
ガソリン代にもならないが、それも選挙に備えて支部でプールしている。
京都市中京区の粟倉恵子さん(46歳)は平成5年(1993年)三月七日、西京極支部の主婦仲間ら15人と、赤旗の拡張に歩いた。
拡張に「ノルマ」はない。
各支部が実力に応じた「目標」を決めて努力する。
この日の拡張運動は、半月前の支部会議で決めた。
住宅地図に以前赤旗を取ってくれたいた人や、知人宅をマークする。
「見本紙」のスタンプを押したその週の日曜版を手に、午前9時半、歩き始めた。
玄関のベルを押し「共産党の政策と赤旗の説明に来ました」と話しかける。
「忙しい」「まだパジャマ姿やし」と、門前払い。
「宗教とどう違うんや」「ええこと言うても、力がないのにどうやって実現するの」と議論になることも。
が、「京都の人は優しいのか、大抵、話だけは聞いてくれはります」。
「陣地」と、赤旗の読者や後援会員は呼ばれる。
選挙の得票の目安であり、攻防の拠点という意味だろうか。
中井作太郎府委員会書記長によると、府内の赤旗発行部数は日曜版を含めて13万―14万部。
党は平成四年(1992年)10―12月、全国で拡大運動を繰り広げ、約5万部を増やしたが、この一割の約5千部を京都が占めた。
衆議院議員選挙を控えた今、京都の陣地の目標は、25万世帯と大きい。
逆風の中の党勢拡大
赤旗の拡張、配達、集金は、党員や議員が担う。
ほとんどは他に仕事を持つ、いわゆるボランティア。
そんな人々が地縁、血縁など、あらゆるツテを通じて読者を広げる。
そして、平成三年の府・地区委員会の政治資金約21億円のうち、85―90パーセントがこれら機関紙の売り上げに依存する。
拡張運動の後、党員たちは訪問先でどんな質問が出たかを話し合う。
平成四年七月の参議院選挙、粟倉さんはその場で驚いたことがある。
「ソ連とどういう関係なんや」「東欧の共産党は軒並み解体したで」
一軒一軒ではちらっと漏れたに過ぎない感想が、ほとんどの訪問先で話題に上っていたのだった。
「共産主義はもうアカン」という声の高まりの中で「日本とソ連の党は違う」と説明して回った。
衆院選は、かつてなく党を語る選挙になった。
その参議院選挙区では、共産党候補史上二番目の得票率で議席を守った。
その年秋の宇治田原町議選挙に三人が当選した時点で、府内の地方議員数は史上最高の165人にのぼった。
この結果は何だったのか。
全国的には議席数を三人減らした中で、むしろ党勢を拡大したかに見える京都の共産党。
西田毅同志社大学教授(政治思想史)は「蜷川革新府政28年間の与党体験で、府民の要求を現実的な政策にくみあげる手法を知っていること」などをあげたうえで、「京都の支持層はイデオロギーで選択しているわけではない」と指摘する。
「何でやろうねえ。共産党というだけで拒否反応を示す人も多いのに」とは、杉本秀太郎国際日本文化研究センター教授(比較文化論)。
「東京遷都以来かも知れんけど、京都の人間は不平不満家が多い。何ごとにつけて文句を言いたがる。それがアンチ自民党意識につながり、票が入るのかも」
粟倉さんらはその日、頑張ったかいがあって、最後にポロポロ契約が取れた。
約60軒回って15部。
「生命保険をセールスしている人に言わせると、百軒回って四、五軒が普通やそうです。それに比べると・・・・京都の共産党って、すごいでしょう」と目を細めた。
やっぱり、京都の共産党が選挙に強いのは党そのものが大きいからだと思いました。
今回も京都一区は穀田恵二さん(衆議院党国対委員長)を候補者に全国必勝区でたたかいます。
11月6日の演説会を軸に宣伝に対話に、そして党勢拡大にがんばります。






